イタリアのマンマの味。デジタルブッリッカ指南書!の巻

はい今日はイタリアの家庭には必ず1台はあると云われている家庭用直火エスプレッソ、ビアレッティのモカエキスプレスの進化版、ブリッカの使いこなしについて(きちんとしたクレマの再現)書きたいと思います~。

 

DSCF2969用意する物はブリッカ。此のブリッカは2カップ用なのでそれに合うカップ。新鮮な豆(この時はグァテマラ)。砂糖。エスプレッソ用ミルです。今回、ウチには電動のマシンはありませんのでポーレックスを使いました。

DSCF2970まず、其のポーレックスの調整ですが此の手裏剣みたいな物で挽き具合を調整します。締めると細く、緩めれば粗くです。

今回は細くしたいので一番締めこんでから1段緩めてください。

使う豆の量ですが約25g。これでぴったりと云う訳ではありませんが足りないと云うことはないはずです。

此れをミルにセットして、

DSCF2973ガリガリ削りましょう。

細挽きなのでめちゃくちゃ時間がかかりますよ~(笑)。

挽き終わりましたら、ブリッカの下の部分(タンク)に水をセットします。

DSCF2974線の処まで入れてください。

DSCF2975ピッタリ。

そうしたらバスケットに先程挽いた粉をセットしましょう。

DSCF2976慎重に少しずつ入れては上から軽く押さえ、また入れていきます。

DSCF2977最終的にはこのように少し中心に膨らみを持たせて形を整えてください。後は、淵に粉が付いていたら綺麗に取ってください。其のままにすると其処から火に掛けた時に圧力が逃げてしまいうまくいきません。

DSCF2979では、火に掛けましょう。炎が底からはみ出さない程度の火力です。

暫くすると・・・

DSCF2980濃厚な抽出液がゆっくりと流れ出てきます。

DSCF2981時間を計ってみましょう。

DSCF2982あくまでも、ゆっくりと出てきます。

DSCF2983此処まで25秒ですが完全に抽出完了したのは30秒でした。

コツとしてはタンクに付いている安全弁が作動するギリギリまで圧力を掛けたいので此の挽き加減である程度粉をぎゅっと押し込みます。そうして最初から最後まで抽出がゆっくり一定に終われば成功と云って良いと思います。

dscf3001ほら、こんなにもクリーミーなクレマが再現出来ています(笑)。

味もただの濃ゆいニガニガ君ではなく凝縮されたアロマと云った感じでしょうか?

美味しいです(笑)。

ブリッカでの抽出が一瞬で終わってしまうと云う方は是非お試しあれ~!

 

 

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