マキネッタの抽出温度は何度かしら?の巻

かれこれビアレッティ・モカエキスプレスが我が家にやって来て1か月は軽く過ぎたので其の美味しさについて私なりに少し突っ込んで書きたいと思います~。

 

まず私が気になったことはと云えば、ドリップコーヒーでは湯温が高すぎると味が台無しなのにマキネッタでは確実に高温抽出の筈にもかかわらず美味しい珈琲が飲めるのは何故か?と云うことです。

なので温度、計ってみましたともさ(笑)。

先ずは、ドリップ。

蒸らし開始温度。90度。

抽出開始で86~87度です。

抽出直後の温度は59度でした。

続いてはマキネッタ。

当然、ボイラー内の温度は図れませんので抽出直後を計ります。

80度です。

やはり高いですね?でも美味しいんですよ(笑)。

因みに抽出時間は約25秒だったかな?ちょっと失念。今度また測っておきましょうね。

この結果から察するにやはりマキネッタの抽出温度は100度付近で間違いないようです。

では何故に美味しい珈琲が抽出出来るのか?

以下。此れはあくまで私の考えですのでクレームは受け付けません(笑)。

ペーパードリップの場合は1杯13g中挽きで130ccの抽出にかかる時間は2分(蒸らし1分、抽出1分)。

マキネッタの場合は1杯7~8g細引き30ccの抽出時間が約25秒。

マキネッタの場合は使用する粉の量と抽出量が少ないにしろ抽出時間が短いですよね?おまけに蒸らしの行程も踏みません。

此れが答えですね~。

つまりは抽出時間が短いことで湯温の高い抽出(弱点)をカバーしているわけですね。

他の抽出温度の高い器具(パーコレーターやサイフォン)との違いです。

だから美味しい!

そして、本格的なエスプレッソマシンでは粉の挽き具合はマキネッタに比べ更に細かな極細引きなのに美味しいエスプレッソになる。何故か?

電子制御の成せる業です。

抽出温度をマキネッタよりも下げることで粉の挽き具合が細くなることに対応し、9気圧なのでクレマたっぷりの美味しいエスプレッソが出来るんですねぇ。

し・か・し。

日本ではなかなか本当に美味しいエスプレッソをお店で飲むことが出来ません。なので美味しいイタリアン珈琲が飲みたい方はマキネッタを試す価値ありですよ?

おしまい

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