自家水洗焙煎珈琲。
聞きなれない方も多いと思いますが、簡単に言ってしまえば珈琲生豆を焙煎前に水洗いすることです。どうして水洗いするのかと云えば汚れを落としたいからです。
珈琲生豆は実はかなり汚れているんです。(珈琲産地で乾燥などの行程の時に砂埃、土埃が付いてしまう)
表面に浮いているのは薄皮(チャフ)という物です。水が茶色く濁っていますよね?
コレが1回目の濯いだ水です。
3回目でようやく綺麗な水になりました。(細かなチャフは混ざっていますが)
こうして完全にドロが出なくなったら乾燥させます。
乾燥が終わったらようやく焙煎出来るのです。
何故このように手間をかけるのかと云えばきちんと洗った珈琲はとても美味しいからです。
まるで雑味の無いクリアーな珈琲本来の風味を是非味わってみて下さい。
※珈琲生豆を洗うと云う作業はまだまだ珈琲業界でも一般的ではありません。