イタリア出張。の巻(其之肆)

イタリア出張3日目。

この日はizzoを目指して南下します。

例によって06:00台の列車でミラノ中央駅から出発します。

3時間半?ほどでローマに到着。

この日はローマ駅前で朝マックです。

ブリオッシュとエスプレッソを頂きました。

 

ここローマから鉄道で1時間ほどのところにあるアナーニを目指します。

アナーニと言えばアナーニ事件が有名みたいですね。

無知な私は知りませんでしたが(笑)

イタリアの歴史もたくさん調べていこうと思います。

 

アナーニ駅に到着。

izzoから担当者さんが迎えに来てくれていました。

到着後なんと直ぐにizzoの社長さんが出迎えてくれて歓迎のエスプレッソを淹れてくれました。

私の人生初めての南イタリアエスプレッソはizzoの社長に淹れてもらったと自慢出来ますね(笑)

しっかりとコクととろみのある濃厚なエスプレッソでした。

 

先ずは工場内を案内して頂きます。

izzoは自社で焙煎業もしているので大きな焙煎機が稼働中でした。

ちょうど焼き上がりのタイミングでものすごい量のコーヒー豆が排出、冷却されるところは圧巻です。

 

1Fは焙煎とポーションエスプレッソの作業などを見せてもらい次に2Fに案内されるとそこはエスプレッソマシンの組み立てなどを行っている場所になってました。

 

マシンの製造組み立てから検査、オーバーホールなど機械好きにはたまらない光景です。

新機構のPush&Flashも職人さんたちが一つ一つ手作業で組んでます。

 

マシンの説明をとても丁寧にしてくれます。

この方が本当にマシンが好きで仕事しているんだろうなというのが伝わってきてとても心地よかったです。

 

工場見学を終え1Fの会議室に通されてここからは一気に真剣モードです。

緊迫した時間を乗り切ったところでみんなで食事をしようとお誘い頂きました。

 

オリーブ、ブルスケッタ、チーズ色々、ハム色々、とても美味しく楽しい時間でした。

最後に食後のエスプレッソを今度はメカ好きおじさんが淹れてくれまして、豆を最初とは変えていてこれがまたよりとろみが強く本当に美味しかったです。

抽出に仕方もポタポタとゆっくり目の抽出でしたね。

 

これでイタリア出張の全日程が終了です。

後は翌日の便で帰国するだけです。

 

izzoの皆さんとあいさつしてアナーニからミラノに帰ります。

帰りの車中では、というかこの仕事中は同行者のMさんからは本当に色々なことを学ばせて頂けました。

こういう仕事の仕方からブラ紐の美学など…

結局この仕事をやるうえでは決まりごとがあってないようなものでないわけではなくてとても大切な譲れないものがあるわけですね。

説明は難しいですこの感覚。

人間が仕事をするということは何が大切か?

そんな感じです。

 

私がこれからやること

・日本でレバー式エスプレッソマシンをもっと定着させていきたい

レバーマシンの選択肢がある環境

そのお店同士のコミニュティを繋げていき日本全国で美味しいエスプレッソが楽しめる案内マップを作りたい

・レバーマシンの使い手を増やしたい(講座の強化)

・MachinestaAssociation本格始動(レバーマシンの使い手育成、焙煎、ブレンド、ドリップとアレンジドリンク講座、マシン設置トータルでサポートできる体制)

・マシンメンテナンスのサポート

出張メンテナンス、出張メンテナンス講座など

を時間がかかるかもしれませんが目指していきます。

こうして書いておけばやるしかないのでね(笑)

 

さて21時くらいにミラノ中央駅について2人ともヘロヘロになりながら最後の中華を食しに。

この日は違う中華屋さんです。

私が6年前にミラノに来た時にあったトラットリアあとの物件です。

そのトラットリアは中国人家族経営で地元のミラノっ子たちが集まるお店で私たちの間では中華屋で通っていましたが本当の中華屋になってしまいました。

ミラノ最後の夜をモレッティで乾杯し〆のドルチェも美味しく頂きました。

 

帰国当日も朝06:30から行動です。

初日に伺ったThe Street Barに。

オーナーのジョヴァンニ氏と固く握手を交わしミラノ中央駅からマルペンサ空港へ。

到着してエスカレーターでフロアに上がり各々の時刻表を確認していたらはぐれてそのまま帰路へと着きました(笑)。

今回のイタリア出張、かなりのハードスケジュールとトラブルで濃い経験が出来ました。

こんな経験をさせてくれたMさんには感謝しかないです。

これからは自分が前に立って次の世代をイタリアに連れてこれるようますます頑張るしかないなと思ってます。

 

日本に帰ってきてからこのことを形にしていくために日々動いております。

 

イタリア出張2025おしまい

 

御免下さい…

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