パボニさんに限らず、エスプレッソマシンは必ず定期的な内部清掃もしてあげた方が長持ちするんです。
特に家庭用は浄水器を噛まして使う事もないため、ややスケールが溜まりやすいかもしれません。
まぁ、日本は軟水のお国なので其処まで神経質でなくとも良いとは思いますけど…。
では、ザックリした説明です。
今回、内部清掃と云っている部分は主にタンク又はボイラーから抽出口(グループヘッド)スチームノズル内に溜まったスケール(石灰)を溜まりすぎる前に綺麗にしましょうと云う事です。
此れを何時までもほったらかしにしていると最悪何処かが詰まるかもしれません。
(日本ではなかなかそこまではいかないと思いますが…)
後は、タンク式のマシンの場合はミネラルウォーターを使う場合も軟水を選びましょう。
硬水を1度でも使うとあっという間に白くなっちゃうんだぜ。
さて、使用する薬剤は此れです。
クエン酸、または酢。です。
気を付けたいのは寫眞のクエン酸は100均の物ですが成分は2.5%しか入っていないので此方を使う場合はタンクに全量入る分を用意して下さいまし。(希釈せず使用)
酢は変に拘る必要はありませんので普通の物で良いです。
大体、私はデロンギさんやパボニさんに(家庭用)には100∼200mlほどにしてます。残りは水です。
タンクに入れたら電源をON。
抽出準備が出来たら抽出ボタン、パボニさんならレバーを上げて空撃ちをタンクの水がなくなるまで行います。
あ、その前にスチームですね。
ワタクシは大体2∼3分程スチームしてます。
それから空撃ちです。
タンクが空になったら今度は水を入れて同じ工程を2∼3回繰り返して下さい。
酢を使う場合は、もし匂いが取れていないようならもう2回ほど多めに濯げば大丈夫のはずです。
此れを環境にもよりますが1年に1回も行っていれば良いと思います。
やらないよりは絶対にやった方が長持ちしますよ。
今回紹介したやり方はクエン酸と酢でしたが、専用の薬剤も販売されていますので其方でも良いですよ。成分は一緒です。
電気ポットの洗浄剤でも一緒です。
最近は乳酸の物も在るみたいですね。
何を使うかはご自身の気持ちに馴染むもので良いと思います。
大切なのは相棒を良い状態で保ってあげることだと思います…。
其れには、日々の清掃な訳です…。
おしまい