家やアウトドアで気軽に美味しいモカを愉しめるマキネッタ。
そんなマキネッタのあまり語られることのない真実を簡単に紐解いてみたいと思います。
先ずはコレ。
しっかり洗ってはイケナイ説。
=使用したマキネッタは軽く水洗いするだけで洗剤は使ってはいけないと云う事が広く信じられています。曰く、本体内部表面にコーヒーオイルが浸み込んで自分だけのマキネッタに育つ。と。
これはもう、使ったらそのたびにしっかり洗いましょう。表面にコーヒーオイルが残っていると云う事は単純に衛生面でも見た目でも宜しくありません。酸化したオイルが蓄積されていれば確実に味には悪影響ですし其のオイルが溶け出したモカは悍ましいものです(笑)。
プロが使うエスプレッソマシンは常に綺麗に洗浄されています。薬剤も使ってコーヒーカスやオイルが残る事のないように皆さん日々、清掃をしています。
なのでマキネッタだって常に綺麗にするのが良い筈です。洗剤を使ってもしっかり濯げば良いのです。
本体はアルミ製かステンレス製。何方が美味しいか?
これは何方も味は変わりません。
細かく云えば、確かにアルミ製は使い始めにしっかり洗わないとアルミ臭が付く製品もある場合がありますがその後は大丈夫です。
ステンレスは兎に角、頑丈なので長年使用し続けてもパッキン交換さえしてればずっと現役選手でしょう。
なので材質は特に気にせず、気に入った物を買えばよいと思います。
使用する豆は?
深煎りの極細挽?
これも、特に深入りでなくて大丈夫です。
何故かと云えばマキネッタは抽出圧力が殆ど掛からないですのでペーパードリップ用の珈琲でも美味しく入ります。(エスプレッソは何故、深入りにするか?と云う真実も残念ながらあまり語られていません)
挽き方は細すぎない細挽。要するにマシン用程には細くはしませんよ。と云う事です。
マキネッタは寫眞の本体上部のフィルターがマシンのフィルターバスケット部分に当たります。
ので、其の穴よりも細かく挽かない方が良いのです。
で、マキネッタのバスケット(寫眞真ん中)がマシンで云う処のシャワープレートなのです。
なので、マキネッタにはマキネッタの美味しい挽き目があるんですよ。
そんな訳で今回はマキネッタ彼是でした。
おしまい