はい。
ミラノ市内から市外へ移動してベゼラ社へと到着です。
担当の方が外まで迎えに来てくれてエントランスで受付を済ませます。
受付のおねーさんは若いイタリア美人でした。
ちゃんと許可を経て撮らせて頂いてます。
さて、一度会議室へと通されてから工場を案内して頂きます。
会議室からすぐに工場へと繋がっています。
出てすぐのところに設置してあるマシンで先ずはエスプレッソを頂きました。
こちらは最新技術搭載のマルチボイラーのマシンです。
ボディーの外装を鉄板から加工したりボイラーを成型したり。
因みに加工機械は日本製のアマダです。
イタリア製のエスプレッソマシンを加工するのは日本製の金属加工機械なんです。
実におもしろい。
これは加工して削り出された真鍮の破片を圧縮したものだそうでこれをまた加工して再利用するとのことです。
パーツごとに整理整頓されて作業がスムーズに行えるようになってますね。
どこの工場に行ってもこの辺は徹底されている印象です。
ボイラーは職人さんの手作業でひとつひとつ加工されます。
こちらでは私が以前からずーっとほしいなと思っているEAGLEというモデルを組み立てていました。
こちらはセミオートのスタンダードモデル。
今回の見学で勉強になったのがこちらです。
所謂マルチボイラータイプなんですが私が今まで知っていたモノとは大きく違いました。
メインボイラーはグループごとに配置されポンプもメインのロータリーポンプとサブのエレクトリックポンプで効率的に水流をコントロールしているようです。
ベゼラではセミオートのエスプレッソマシンはE61ではなくほぼマルチボイラー化しているようでした。
このほかにも電気とLPGガスのハイブリットモデルやタンク式のレバーマシンなど魅力的なマシンがあります。
特に私はタンク式のレバーマシンがお気に入りでしたね。
これまでレバーマシンは屋外イベントでの使用が難しかったんですが、こちらはその邪気店を見事に克服していました。
100Vで使用できタンク式、これだけではいけません。
レバーマシンはボイラーに水を給水するためには水圧が必要なんです。
なのでこれまでは店舗で据え置きで水道直結でしか使えませんでした。
裏技を使えば使えるんですが何せ大掛かりになってしまいます。
その弱点をコンパクトなボディーにバイブレーションポンプを組むことで解決しているんです。
レバー操作などでボイラー内のお湯が減るとタンクの水をバイブレーションポンプが作動してボイラーへと給水してくれるんですよー。
素晴らしい。
これがあれば気軽に屋外のイベント出店でレバー式エスプレッソマシンで美味しいえすぽれっそやカプチーノを淹れられちゃうんです。
これはもう日本に輸入確定してます。
ピンボケで申し訳ないです。
私は買いますよこれ(笑)
工場見学も終えて商談に入る前にランチに連れて行って頂きました。
続く…