深入り大豆珈琲!の巻

今日は以前から非常に興味を持っていた大豆を使った珈琲の代替飲料、大豆珈琲焙煎を試してみました。使用する大豆は北海道産の大豆250gです。

 

 

見た目が綺麗な国産大豆ですが、ウチのモットーは自家水洗焙煎ですので大豆だって洗いますよ(笑)。

因みに同時に珈琲もサンプルを焼くので一緒に作業を進めています。すべて250g。

此処で何故大豆珈琲に興味を持ったか説明しましょう(笑)。

そもそもカフェインレス珈琲に興味があったんですが、どうやら昔の時代に珈琲の代わりに大豆を焙煎して珈琲として提供していた後ろ暗い業者もあったようなんですね。昔は珈琲生豆よりだいぶ安く手に入ったようですので。今はそんな旨味は在りませんが、ノンカフェインであることで珈琲を飲みたくても飲めない方などに提供できないかなと思ったわけです。何よに面白いですしね~(笑)。

そして大豆珈琲とは云っておりますがそもそも大豆を使っているんだから珈琲じゃありません(笑)。其処はご愛敬でお願いしますよ?

と云うわけでお豆さんも乾いたことですので早速焙煎です。

先にサンプルで取った珈琲を焼いたんですが写真を撮ってませんでしたので此方の珈琲のお話はお預けで(笑)。

投入。

同じ投入量なのに珈琲豆とは温度上昇の仕方がだいぶ鈍いですね~。

色づきもなかなか進みませんよ。っとだんだん色づき始めたら割とあっと云う間に深入り突入です。

真っ黒(笑)。

珈琲じゃ絶対あり得ませんぞ。

一粒食べてみましたが、「苦い」!

そもそも何故、ウチの珈琲と同じくらいの焙煎で仕上げなかったのかと云えば其のくらいで仕上げると大豆の風味が生き生きとしてそうだったと云うことと、深入り珈琲と味の違いがあるのか?と云うことを知りたかったので。

では、早速飲んでみましょう。

何時もどうりのペーパードリップですよ。

見た目の色は珈琲そのまんまでしょうか?

では一口。

「苦いぜ!」(笑)。

しかし、此れは本当にフルシティだフレンチだと云われるくらいの深入り珈琲だと云って出されても気づかないぞ(笑)。いや本当に。しかしながら手前はおこちゃまですので此処までのニガニガ飲料は御免こうむりたい!なので二口ほど飲んだ後はたっぷりのきび砂糖を入れて甘~くして頂きました。美味しかったです。

感想

結果として苦いのが好きだと云う方にはお勧めできますし、ミルクや砂糖をたっぷり使って飲めば普通に美味しいと思いました。ノンカフェインですしね。

ただ、これ焙煎中の香りがいけません。

とても良い香りとは云えない香りが前半少し経った頃から最後まで続くんですが私は少々気分が滅入ってしまいましたよ(笑)。此れは苦行だ!

そんな訳で、仕入れの価格と焙煎の苦痛とを考えるならば素直にカフェインレス珈琲を仕入れた方が懸命のようです。私の場合はね。

此方の深入り大豆珈琲。次回、焙煎処営業日(2月26日)にご来店された方には試飲も出来ますので気になる方は是非飲んでみて下さい。

おしまい

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