以前にも何度かマキネッタで美味しい珈琲を淹れる記事を書いたんですが、其の時からワタクシも少しは成長している筈で、そしてエスプレッソブレンドも昨年末に改良してとても美味しくなったわけなのでここでひとつもう一度マキネッタで美味しい珈琲はどうやったら淹れられるかを実験してみました。
以前のワタクシの結論は粉を細かく挽き過ぎない、エスプレッソ用のブレンドではなく通常のブレンドの方が美味しい、という結論になりました。
で、今回。実際挽き目はマシン用程細かくはしないにしても細引きが良い。に変更(笑)。
豆はどちらも美味しい。となりました(笑)。
ではおさらい。
左がウチのエスプレッソ用ブレンド。右がドリップ用。
先ずはドリップ用で淹れてみましょう。
1人用で約8gで間に合う筈です。
ボイラーに水をセット。ポッチの下まで。
挽き目はミルっこで1番細く。粉は押さえつけず平らにならすだけ。
抽出中。
出来上がり。
ドリップ用の豆を使うと其処まで濃い~という感じでもないのでズッケロはお好みで。(私は入れますが)
うん。美味しい。
コチラはほどほどのコク感でどちらかと云えば香りが広がる印象です。
珈琲とミルクの甘みが重なってラテにしても美味しいです。
続いては
コチラも同様に淹れます。
寫眞は省略で。
もう全然印象が変わりますねぇ。
エスプレッソブレンドの方は断然コクを感じます。香りも当然ありますがドリップ用には劣る印象です。
ラテにしてもこちはコクがあるのでドリップ用では物足りない方に良いです。当然甘みもあります。
じゃあどっちが結局美味しいのか?
御免なさいまし。
どちらも美味しいんで(笑)。
軽めにとか、香り重視での方はドリップ用。
しっかり感、コクが欲しい方はエスプレッソ用で間違いはないんじゃないかと思います。
マキネッタは外遊びの時にも使えて便利です。
マシンで抽出したエスプレッソとは別物ですがどっちが正解と云うのは無いとアタシャ思いますがね。
ジャンルが違うだけ。
薀蓄で凝り固まるよりも愉しく美味しい方が良いんでない?
おしまい