はい。今日はゆだ屋で推しているドリッパー、【三洋産業スリーフォードリッパー】についてですよ。
此のスリーフォードリッパー、杯数が多くなってもドリッパーの穴の数を増やすことで抽出時間を揃えることが出来るため杯数違いでの味のブレが起きないと云う優れものですが唯一の欠点があるんです。其の欠点とは…
ズバリ!2穴の102陶磁器製です。
どうしてか?
本来ならば、2穴なので2つの穴から同時に抽出液が出なければなりません。
しかし、此の陶磁器製の102はどうしても片肺になってしまうんですよ。
其れではどうしてそうなってしまうのか見ていきましょう。
そもそも、樹脂製に比べ陶磁器製はややリブが低め。
とは云え陶磁器製101ではしっかり抽出時間も合います。
上の写真を見て何か気づきませんか?
101と102の違い。
なんと102は底のリブが殆ど平らではありませんか?
102
101
ね?
三洋さん、勘弁してくださいよ(笑)。
102雑~!
因みに102樹脂製は
しっかりリブが入ってます。
なので当然、樹脂製は2穴から抽出しますのでご安心を。
どうして102陶磁器製だけがあんな作りなのかは謎ですが、101よりも粉の量が増える102であれでは当然底辺にかかる荷重が大きくなりますからうまく空気が抜けずに片肺になってしますんですね。
ですから当店では102の陶磁器製は売っていないんですよ。樹脂製は売ってます。
そんな訳で、簡単にではありますが三洋産業スリーフォードリッパーの弱点でした。
おしまい