ドリッパーによる味の違い。補足編!ゆだ屋が円錐ドリッパーを使わない理由。

何やらやたらと長いタイトルになってしまいましたが今回は久しぶりに、まじめにきちんと珈琲のお話をしたいと思います~。

興味のないお方はスルーしてくださいね!

 

はい、と云うわけでタイトルどうり何故ウチでは円錐ドリッパーを使わないか?ですが、以前書いたドリッパーによる味の違いできちんと条件を揃えて抽出時間を揃えればほぼ味は均一だみたいなことを書いたと思います。あくまでも、ほぼです。1人~2人分の抽出で話を進めましょう。(一般家庭において大体1~2人分が主流だと思います。1~2人用でも裏技を使えば4人分までできますが今回は割愛。)

では違いは何か?

適度な湯溜まりが抽出中にドリッパーの底で出来ているか?否か?なんですよ。

扇型ドリッパー(メリタ、三洋産業)は底に1つの小さな穴が開いているだけですので抽出中は底に適度に湯溜まりが常に出来ています。此れにより、よりしっかりとコクや旨味が溶解しやすい状況を作ってくれるわけですね?カリタは3つ穴なので其れが出来にくいです。

円錐ドリッパーは底に1つ大穴が空いていますね?どう見ても湯溜まりが出来ない構造です。なので、ゆだ屋が勧める扇型ドリッパーに比べて円錐型はややコクや旨味が出にくいのです。

あくまで抽出条件を揃えた時の話ですよ。

さて、そんな円錐ドリッパーですが1930年代に既にメリタで採用されてすぐに廃止されてるんですねぇ。(因みにカリタの3つ穴もメリタは採用し廃止しています。)諸々、近年のスペシャルティーコーヒー時代前のドリッパーは深入りの豆を使うこと前提で考えられてるんですよ。なので抽出時間短めでスッキリめに抽出出来るようになってるんですね。と云うわけで深入り派の方には円錐ドリッパーも納得なわけなんですね。

其れを踏まえて当店の焙煎豆は深入り一歩手前のスペシャルティーコーヒーですので扇型を採用しているんです。

なんだかきちんと話がまとまったのかどうか怪しいもんですがそんな感じなんです~。

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