北イタリアを感じて来た話。其の肆。La San Marco訪問の巻 のつづき

それではいよいよLa San Marco工場見学です。

最初に通路の線を超えないように注意してねと説明を受けました。

それ以外は隠すことは何もないから自由にしてくれと。

勿論、寫眞撮影の許可もしっかり頂きました。

製造ラインには組み立て中のマシンがズラリと並んでいました。

V6と云う最新レバーマシンのボイラー。美しいです。

外装も鉄板をプレスして綺麗に塗装して仕上げられています。

レバーマシンなので構造はシンプルです。この内部の美しさを堪能できるようにデザインされたマシンです。

ボイラーの説明をしてくれるメカニカル担当さん。

各部の担当職人さん達が丁寧に仕事をしていました。イタリア人は仕事が雑ではありません。やるべきことはしっかり丁寧です。

で、組みあがったマシンを通電して検査します。

此処をパスした製品は最終仕上げを施され梱包されて世界へと出荷されていきます。

グラインダーも製造しています。

本当はもっともっと寫眞は在るんですがキリがないので工場内はこの辺で。

続いて案内されたのはデモ室みたいなところです。

6坪ほどの室内にマシンが並んでいます。

↑グループヘッド内部構造の説明。

これはセミオートか?レバーか?どちらでしょう?

此処の部屋ではレバーマシンのベストショットを飲んでほしいということで実際にメカニカル担当さんが淹れてくれました。

使用した豆はセガフレードザネッティの豆です。

蒸らし時間、抽出開始タイミング、抽出時間と完璧な抽出でした。

当然調整はグラインダー側です。

美しいクレマです。

此処ではレバーの構造、ボイラーの構造など細かな説明をして頂きました。

特にサンマルコのレバー構造は安全機構が組み込まれているということが特徴の1つであると云う事です。

WEGAやIZZOのレバーはカラ撃ちの時にはレバーの戻りがしっかりと押さえていないと勢いよくガンっと戻ってしまいます。

これが所謂、レバーマシンは危険だと云われる所なのですがここら辺もマシンの使い方を誤らなければ大丈夫なんですが…。

それでもより一層の安全の為には付いていて邪魔と云う事は有りません。むしろ此れから来るレバーマシン時代の為には必要なのかもしれません。

これまでイタリアでもナポリを中心とする南側でレバーマシンが根強い人気でしたが、徐々に北イタリアでもレバーマシンが見直されてきているようです。

続いてはオフィス向けのマシンが紹介されました。

此れは全てカフェポットって云うんですかね?予め容器に粉が入っていてそれをセットすれば抽出出来るタイプです。

ネスプレッソみたいなやつです。

あ、当然中身は比べるのも失礼なくらいレベルが違いますよ。

これも実際に淹れてくれました。

此処までで結構な杯数を飲んでます(笑)。

出来上がり。

此れも美味しかったです。

豆から挽いたものと比べると味わいのレンジが狭いのかな?と言う印象だった気がします。

そして、工場内にも社員さんが自由に飲んで良いように此のポット式マシンと1連レバーマシンが置いてありました。

此れはPID制御での抽出温度の違いを体験させてくれました。

お腹一杯です(笑)。

続いてはショールームでサンマルコのマシンたちを見せて頂きました。

La San Marco V6

サンマルコ1押しのモデルです。もの凄い高級感です。

中のボイラーの美しさも見せる仕様です。

85 LEVA CLASS

一見地味目ですがワタクシは此のシンプルさが好みだったりします。

TOP 80

此れも恰好良いですね。

LEVA LUXURY

スケルトンタイプ。

ショールームでも一通りの説明を受けてロビーへと戻りました。

すると食事はどうか?とお誘いを頂き有難く皆で近くのレストランへ招待して頂きました。

愉しく美味しい食事が出来ました。

それから本社へと戻りお別れです。

お世話になったメカニカル担当さんと記念写真。

良い思い出が出来ました。

そしてサンマルコの皆さんとお別れして向かうはトリエステの老舗bar。

Caffe degli specchi(カフェ デッリ スペッキ)

此処はサンマルコのマシンを使用している老舗だということで教えていただきました。

マシンが内装に溶け込んでいます。

この時私たちはオープンカフェを愉しみましたが勿論バンコ(カウンター)も人気でした。

一応此処で、このイタリア旅最後のbarと云う事でゆっくりと過ごしました。

選んだメニューは

アペロール

アイスカッフェ

名前忘れたやつ(笑)。

名物らしいポテトチップも頼みました。

そうそう、ここカフェデッリスペッキもセガフレードザネッティの豆です。

こうして一休みした後は鉄道に乗りミラノへと4時間かけて帰りました。

海沿いの景色が美しかったです。

葡萄畑

ミラノ中央駅に到着したのは21時を回っていました。

そして次の日の朝には私ともう一方が帰国なので中華屋で最後の夕食をみんなで摂りこの度の無事を分かち合いホテルへと戻りました。

次の日の朝は一緒に空港まで行く方と最後のbarです。

街角にあるbarに入ってみました。

カプチーノと豆スープを注文。

此の豆スープ、想像を遥かに超えるボリュームでお腹いっぱい。

ミラノでの最後の朝、美味しく満足させて頂きました。

そうそう、此処のbarはWEGAのマシンでしたね。

今回WEGAのマシンも結構あちこちで見ました。

7時半のバスでミラノ中央駅からマルペンサ空港まで行き、此処でもう一方ともお別れです。

この方はヘルシンキで乗り継ぎ、私はヒースローで乗り継ぎそれぞれ無事に帰路へと着いたのでした。

今回の旅で、エスプレッソに対しての考えもストンと自分の中に入ってくるものが在りました。タンピング、ブレンド、焙煎、抽出と。

すべて自分のやって来たやり方が間違いではなかったなと思えました。

このエスプレッソ・イタリアーノを大田原と云う田舎から大田原の文化に定着させながら広めて行けたら愉しそうですね。

La San Marco

È stato un piacere conoscerLa.

おしまい

 

 

 

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